フランス大学院留学日記 byそらとぶ うさぎ

フランス大学院(パリ政治学院)に留学中。大学院応募、留学生活、パリの日常、ヨーロッパ旅行、国際結婚などについて発信します。

GPAが低くても海外大学院に合格するための対策4つ

大学院留学を考えた人なら誰しも自分のGPAが募集要項を満たしているかどうか気になるものです。

私もそのひとりで、かなり気にしていました。いや、気にするどころでなく、なによりも一番の心配の種でした!

 

・・・というのも、私のGPAは相当低いのです。

大学のころはアルバイトばかりしていて、しかも私の出身校は出席しなくても単位がとれるような緩い大学で。。

大学院留学にGPAが重要だということに気づいた時にはすでに遅し。GPAって大学に入りなおさない限りどうやっても変えられませんよね。大学院受験のために必死に勉強しても、そもそもGPAが足りてなくて足切りにあったら努力が水の泡だしどうしよう・・・とかなり真剣に悩んでました。

 

GPAって、合否にどのくらい影響するのでしょうか?

私は留学カウンセラーでもないので確実なことは言えませんが、私の経験から言うと、低いGPAでもトップスクールに合格できます

 

 

私が思うに、GPAが低い、でもトップスクールに行きたい、という場合、今から対処できる方法としては下記の4つあるのかなと思います。

 

①職歴をつける

大学を卒業したての人が応募した際、大学院側としては、その学生が大学中にどれだけのことをしたかしか見るポイントがなく、その中でGPAの占める割合はかなり高くなると思います。逆に、大学を卒業してしばらくたっている人の場合、学部で何をしたかより、直近の職歴がアピールポイントになります。大学中の成績にあまり触れられたくない・・・という場合、最低でも3年くらいは働き(欧米で名の知れた企業だとなお可)、エッセイで書ける実績を積みましょう。

 

②実務よりのコースに応募する

同じ大学院でも、博士課程進学を前提とするようなアカデミックなコースと、卒業後は実務に戻ることを前提としたプラクティカルなコースとわかれると思います。アカデミックなコースの場合、この学生がいかに仕事ができるかよりも学部で良い成績を収めたかの方が重要だったりします。なので、①とも関連しますが、なるべく自分の職歴がアピールできそうなコースを選びましょう。

私は5年以上の職歴を持つミッドキャリア向けのコースを選び応募しました。ちなみにそのコースでは推薦状はアカデミック1通、プロフェッショナル2通で、そこからもわかる通り職歴をより重視しています。

 

③推薦状を工夫してもらう

アカデミック推薦状を描いていただく教授の方に、GPAが低くなった原因やGPAは低いが実際はゼミなどでとても活躍していたり今後の研究で成果を残せるだけの素質がある、というようなことを推薦状にかいていただくと良いかもしれません(ただし直接的な言い方ではなく間接的に)。エッセイに書く方法もありますが、自分で書くと言い訳がましくなりますし、第三者からの言葉の方が信ぴょう性がありますので。

 

④GMAT/GREで高得点を取る

私はGMATもGREも必要のない大学院なので大きなことは言えませんが、これらのテストで高得点を取ることで、GPAは低いが大学院の授業についていけるだけの頭があることの証明になります。

 

なお、私のGPAは本当に低く、応募したどの大学院の募集要件も全く満たしていないのですが、それでも下記の大学院から合格をもらえました。

- パリ政治学院(GPA3.5以上)
- LSE(2:1 degree, GPAだと3.5程度)
- SOAS(GPA3.3もしくは3.5以上、出身大学のレベルによる)
- King's Collage (GAP3.3以上)

ちなみに私のGPAは。。。。3.1です(恥ずかしいので小さく書きます)

 

こんなに低いGPAでもトップスクールと呼ばれる学校から合格をもらっています。なので、GPAが低くても合格できる可能性は絶対にありますよ!!自信持って!!!

 

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