大学院留学にかかる費用(留学中編)
先日、大学院への応募までにかかった費用について記事にしました。
(参考)大学院留学にかかる費用(受験編)
今日は、大学院に合格をした後いくらくらい費用がかかったかについてお伝えしようと思います。
晴れて志望していた大学院に合格!
嬉しいですよね。
でも、そのあと、どんどん費用がかかってきます。大抵、留学をするためには仕事を辞めて行くので、収入がないのにお金だけ飛んでいきます。最初はいいのですが、しばらくするとこの状態がつらくなってきます。
絶対にかかってくる費用はありますし、ここは譲れないという費用もあると思うので、かけるところにはかけるけれど、それ以外は妥協するのも必要です。
さて、私が払った費用ですが、
留学するための手続き費用
- Campus France申請(@日本) 2万円
- フランス学生ビザ申請(@日本) 60ユーロ
- フランス滞在許可証申請 60ユーロ
学生ビザ申請と滞在許可証申請はそういうものだとして、Campus Franceの2万円が痛いです。。。ちょっとした面接(しかもあまり意味のないおしゃべり)をするだけで2万円も払わなければいけないのがあまり納得がいかないのですが、これをしないとビザ申請ができないので仕方ないです。
アパート契約費用
- デポジット(1か月分) 1,200ユーロ
- エージェント手数料 230ユーロ
- 保険 100ユーロ
パリのアパートは日本に比べて費用がかからないなぁという印象です。日本だと礼金2か月、敷金2か月、手数料1か月などで合計6か月分の費用がかかるとよく言いますよね。こちらは礼金という概念がまずないですし、手数料も家賃をベースとする日本と違い面積ベースで法律で決められているらしく、かなり安価です。
学費
- 学費1年分 21,000ユーロ
普通1回払いを求められますが、私は数か月おきの4回払いにしてもらいました。でも円安が進んで、1回払いにすればよかったなと後悔しています。初回の支払いはオファーの受け入れをした時期にもよりますが、大抵5~7月ではないでしょうか。
飛行機代
- 初回渡航費(片道)7万円
- 一時帰国費 30万円(10万円×3回)
私は家庭の事情により2か月に1回は日本に帰国しているので飛行機代がかさんでいますが、まわりを見ても普通1年に1-2回くらいの帰国かなと思います。
生活費(月額)
- 住宅費 1,200ユーロ(公共料金・インターネット料金込み)
- 食費 150-200ユーロ
- 旅行費 200-300ユーロ
- 交際費 30ユーロ
- 通信費(携帯) 20ユーロ
住居費が高いですね。でもパリに来るにあたって、住む場所は絶対に治安に問題のない場所にしようと思ったのでこの金額を払っています。それに職住近接にかなりこだわりがあるので・・(これについてはいつか記事にしようと思います)。他の学生たちの住居費は大体600-800ユーロくらいみたいです。地方だともちろんもっと安く済みます。
食費は渡仏して最初の頃は結構かかっていたのですが、最近慣れてきて大分節約できるようになり、一週間にスーパー30ユーロ・学食10ユーロくらいの範囲で収まるようになってきました。
旅行費が高いのは毎週末旅行しているからですが、これは私のパートナーがパリから数時間のところに住んでいるという特殊事情なので普通はこんなにかからないです!
その他
- 現地健康保険 0円
- 日本の健康保険・年金 0円
- 住民税 内緒
現地での健康保険に関しては、クレジットカードの保険がきくのでそれを利用して費用を浮かせています。また、住民票を抜いているので日本では健康保険と年金は払っていません。帰国中に緊急で病院にかかり実費で3万円近く払いましたが、日本にいないのに月額何万も払うことを考えたら安いものです。
いかがでしたでしょうか。
予算に余裕をもたせていたはずなのですが、昨今の円安(留学を決めた時から20%以上も変動!)でかなりキツキツになってきました。海外留学は為替の変動が直接家計に響いてくるので、毎朝、日経電子版を見るのが憂鬱です。。。為替回復しないかなぁ。