雪化粧のパリがとってもきれい(写真)
パリでは数十年ぶりの大雪で交通網が麻痺状態になり、一時740kmを超える交通渋滞が発生したそうです。
今シーズン、パリでは昨年末にも何度か雪が降ったのですが、ぱらつく程度で積もるようなことはありませんでした。しかし、今回2月7日未明から降り出した雪はかなりの大雪で、パリ市内で12㎝の積雪となりました。パリで10㎝を超えたのは、1987年に14㎝を観測して以来31年振りとのことです。
私が通う大学院の中庭もすっかり真っ白になりました。南アジアやアフリカ出身の友人たちには雪を見るのが人生で初めてという人も多く、はしゃいでいました。
初めて見る人にとっては、雪って本当に美しくて神秘的なものなんだろうなあと想像します。私は北国で生まれたので雪は珍しいものではないのですが、それでも雪が降ると毎回なんだかうきうきした気分になります。
毎日の通学路もこの通りです。パリって滅多に雪が積もることがないから除雪車がないんでしょうね。積雪から2日経ってもまだ道路に雪がかなり残ったままで歩くのに注意が必要です。
昼間、セーヌ川沿いを歩く日本人観光客を目にしました。せっかくのパリ旅行なのに雪に降られてしまって気の毒・・とも思いましたが、セーヌ川の増水といい今回の大雪といい、パリジャンでも珍しいことを経験出来てある意味ラッキーな時期にパリに滞在できたのではないでしょうか。
パリは雪が降っても、とってもきれいです。