フランス大学院留学日記 byそらとぶ うさぎ

フランス大学院(パリ政治学院)に留学中。大学院応募、留学生活、パリの日常、ヨーロッパ旅行、国際結婚などについて発信します。

【プライオリティパス】ロンドンヒースロー空港 Aspire Lounge

昨日に引き続き、一時帰国で利用したラウンジの紹介です。今日は、ロンドンヒースロー空港でプライオリティパスが使えるラウンジです。

 

ヒースロー空港とは

ヒースロー空港は、パリのシャルルドゴール空港やドイツのフランクフルト空港と並ぶ、欧州で最大規模、イギリスでは最も大きい空港です。大都市ロンドンの近郊には空港が6箇所ありますが、ロンドン市内から電車で15~25分ほどと比較的利便性の高い空港として利用されています。

ヒースロー空港にはターミナルは1~5までありますが、ターミナル1は老朽化に伴い2015年に閉鎖されているため実質的には4つになります。ざっくりですが、下記が主な乗り入れ航空会社です。

- ターミナル2:スターアライアンス
- ターミナル3:ワンワールド
- ターミナル4:スカイチーム
- ターミナル5:ブリティッシュ・エアウェイズ

ターミナル間ははかなり離れているため、移動をするときはバスを使用することになります。また、ターミナル5はその中でさらにA・B・Cと分かれており、建物間の移動は電車の利用が必須になります。

heathrow all terminals on map
(参考)Map of London Heathrow Airport on hotelsbrit.com - photos.

 

ヒースロー空港のラウンジ

ヒースロー空港は、上述した通りターミナルが5つある巨大な空港です。そのため、ラウンジも欧州の他の国際空港に比べてかなり多くあります。第2ターミナルに2か所、第3ターミナルに2か所、第4ターミナルに3か所、第5ターミナルに1か所の合計8か所です。

(参考)ロンドン・ヒースロー空港(London Heathrow)

私は、日本への国際線の乗継の際に利用しましたが、British Airwaysの出発便が第5ターミナルなので必然的にそのターミナルに1つしかないラウンジの利用となりました。ヒースローはあまりにも広大なので、ラウンジ利用後のターミナル間の移動はできないと思った方がいいです。

さて、第5ターミナルのラウンジは1か所のみ、Aspire Loungeです。ターミナル5の建物は3つあると言いましたが、このラウンジはターミナル5のAの中にあり、セキュリティと出国審査後のエリアに位置しています。Aは他のターミナルから移動をしてきた際に到着をするのはAなので、出国審査後ラウンジへの移動は少なくて済みますが、もし利用便が出るのがBやCだった場合、ラウンジ利用後にさらに電車に乗って移動をしなければいけないので、時間に注意が必要です(私はこれを知らずにギリギリまでラウンジでくつろいでしまい、相当慌てました)。

ただでさえ建物が3つあり利用人数の多いターミナル5にプライオリティパスが使えるラウンジは1つしかないので相当混みます。そして、混んだときは入場を制限されます。また、飲み物が一部有料だったり、お手洗いがラウンジの外にしかなかったりと、使い勝手はあまりよいとは言えないかもしれません。

 

Aspire Loungeを利用してみた

チューリッヒ空港からヒースローに朝一番のフライトで飛び、朝8時ごろに利用しましたが、さすが大規模国際空港のラウンジなだけあって、朝の5時からオープンしていました。

ターミナル2からバスに乗ってターミナル5に移動、その後セキュリティと出国審査を済ませたら、すぐにラウンジがありました。

 

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わかりやすい入り口ですね!

中はこんな感じ。縦長のスペースなのですが、あまりにも狭くて、椅子に座っている方にぶつかりそうになるほどです。

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また、東向きなのかちょうど朝日が差し込んできたのですが、窓に向かって配置されている席が多く、眩しすぎて全く落ち着けません。朝日を背にする席は人気で空席がないし。。。

こちらが、お食事が置いてあるスペースです。

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朝だったので、イングリッシュ・ブレックファストが用意されていました。

イギリスで一番おいしい食事は朝ごはんだというジョークがありますが、まぁまぁ美味しかったです。

30分ほどすると、人がどんどん増え始め、空いてる席が全くない状態になりました。

ラウンジを出た時には、この通り入場規制をしている状態に・・・。

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ヒースロー空港のAspire Lounge、おしゃれなのですが、人は多いわ、スペースは狭いわ、日当たりが良すぎて眩しいわで、残念ながらあまり落ち着ける場所ではありませんでした・・・。

【プライオリティパス】ドュッセルドルフ国際空港 Hugo Junkers Lounge

先週は大学院の春休みで一週間お休みだったため、日本に一時帰国をしていました。この一時帰国では、行きの便で脳卒中の患者が出てフライトがUターンするという事態になり大変だったのですが(その話はまた後日記事にします)、それが原因で3つの空港のラウンジを利用することとなったので記録を残しておきます。

利用したのはドュッセルドルフ空港、チューリッヒ空港、ロンドンヒースロー空港の3つです。今回はそのうちドュッセルドルフ空港のラウンジについて書きます。

 

ドュッセルドルフ国際空港とは

ドュッセルドルフ国際空港は、日系企業の進出が多いことでも知られるドュッセルドルフ市内から北に8kmの場所にあり、ドイツではフランクフルト空港、ミュンヘン空港に次いで利用客が多い空港です。

市内からは国鉄S11でたったの12分、2.8ユーロで行けることもあり、利便性の高い空港として知られています。

(参考)デュッセルドルフ|空港アクセス[国際線]|空港・機内で[国際線]|ANA

日本からは2014年からANAが直行便を出しており、私はこれを利用しました。欧州便は日本人観光客や現地人の利用も多いものですが、今回のドュッセルドルフ行きのこのフライトは8割以上が日本人のビジネスマンでした。その事もあってか、ビジネスクラスはビジネスマンで満席でした。

 

ドュッセルドルフ国際空港のラウンジ

ドュッセルドルフ空港でプライオリティパスが使えるラウンジは1か所のみで、Hugo Junkers Loungeと言います。

このラウンジはシェンゲン圏内のターミナルBにありますが、ドュッセルドルフ空港はターミナル間がそこまで離れていないため、シェンゲン圏内便だけでなく別ターミナルの圏外便を使う人も利用することができます(ただしラウンジ利用後にパスポートコントロールを通過することになるため、時間に余裕を持つ必要はあります)。毎日午前5時15分~午後9時までオープンしており、軽食・飲み物の他、雑誌・新聞やシャワーサービスもあります。

(参考)デュッセルドルフ国際空港(Duesseldorf International)

 

Hugo Junkers Loungeを利用してみた

私が利用したのはドュッセルドルフ⇒パリシャルルドゴール空港のユーロウィングス便でターミナルB出発だったため、同じくターミナルBにあるこのラウンジの利用は非常に便利でした。

ターミナルBのセキュリティを通過した後、標識に従って進むとすぐにラウンジの入り口があります(余談ですが、このセキュリティの保安官が若い男性でとってもフレンドリーでした。チェックに引っかかった私のバッグの中を確認しているときに抹茶味のキットカットを見つけ、とても珍しいらしく、欲しい欲しいと同僚と騒いでました^^;)

ラウンジはそこまで広いわけではないのですが、飛行場に沿って縦長にスペースがとられているため、窓に近い席が多く解放感があります。私が利用した時間帯(日曜夕方)は、利用客も少なく、席の5分の1くらいしか埋まっていませんでした。

 

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お食事は、ホットミールはないものの、比較的種類が多い印象でした。置いてあったのは、サンドイッチ4種類、サラダ3種類、鶏のから揚げ、野菜のお団子(日本的な書き方ですみません、ちゃんとしたドイツ語の名前はあるはず・・汗)、デザート3種類、スナックでした。このうちサラダコーナーに置いてあったポテトと玉ねぎのサラダが絶品で、お代わりしてしまいました。このサラダ、ドイツやオーストリアの代表的な料理で、よく見かけますよね。

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ドリンクも多く、普段はラウンジや飛行機ではアルコールを飲まない私も、せっかくなのでビールをいただきました。ビールは瓶で2種類おいてあり、黒ビールを選びました。ソフトドリンクも瓶で何種類もおいてありました。瓶のソフトドリンクって、ピッチャーで注ぐものより風味が感じられていいですよね。

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CDG空港へのフライトは、ラウンジからたった30秒の搭乗口で楽ちんでした。規模が大きすぎない空港って、これだから好き。

 

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週末旅行:ナンシー(フランス)

今日のパリは快晴で、昼間は春のように暖かかったのに、日が沈むとグンと気温が落ちて真冬に戻ったような気候でした。

 

さて、先週末はフランス東部のナンシーという街に行ってきました。

ナンシーは、パリからTGVで1時間半ほど、東部のロレーヌ地方の首都になります。ロレーヌとは、高校の世界史で必ず習うアルザス・ロレーヌ地方の一部です。その豊富な資源のためフランスとドイツが奪い合ってきた土地で、もう一つのアルザス地方はストラスブールコルマールで有名ですね。

ナンシーには、スタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場世界遺産があります。それ以外にも、美術館やオペラハウスなどがあり、文化の街としても有名です。

jp.france.fr

 

普通はパリからナンシーに向かう事が多いと思いますが、週末はルクセンブルクの家に滞在していたため、ルクセンブルクから車でナンシーに行きました。距離は大体2時間弱。

高速道路でまっすぐ南に向かいます。晴れていて気分ものります!旅行って、天気の良しあしによって旅先の街の印象が大分変りますもんね。

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と、ナンシーに到着すると分厚い雲が・・・。気温も氷点下で、草や木々には霜が降りていました。

写真はナンシーの中心地に向かう途中の住宅街。ナンシーはアールヌーボー様式が花開いた地として知られているのですが、このような普通の住宅も、バルコニーやフェンスなどなんとなくアールヌーボーを感じさせます。

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中心地についたので、車を置いて街歩きに出かけます。

しかし・・・日曜日なのでお店やレストランが軒並み閉まっている!メインストリートもいつもは賑やかなんだろうと思わせますが、人通りが全くありません。

パリも日曜日には閉まるお店が多いですが、それでもレストランやカフェは開いていたり、曜日関係なく常に人がたくさん歩いていて華やかです。それに比べて、ナンシーは街全体が静まり返っています。地方の日曜日ってこんな感じなんですね・・。

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ぶらぶらと歩いていると大きな広場にやってきました。ここは前述した世界遺産にも登録されているスタニスラス広場です。この広場は、元ポーランド王のロレーヌ公スタニスラス・レシチニスキが18世紀に造らせたもので、フランス国内最古の国王広場なんだそう。

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ロココ様式の優美な装飾が特徴的です。

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確かに装飾の豪華さには目を見張るものがあるのですが、ナンシーはこの広場以外に特に際立って有名なものはなく、街もあまり特徴のない大都市なため、この街だけのためにパリから来るのは少しもったいないかなという気がしました。

私たちも、氷点下近くの極寒の中とくに見るものもなく、街で唯一開いていたスタバに入って暖を取りました。スタバのキャラメルマキアートは世界どこでもはずれがなくておいしいです。

 

夏は広場でイルミネーションやプロジェクトマッピングをしているそうなので、違う季節に来たらまた楽しめたかもしれないです。

 

IKEA Arlon(ルクセンブルク/ベルギー)に行ってきた

日本ですっかり市民権を得たIKEA。ここヨーロッパでも家具を買うときは、まずIKEAが候補に挙がります。

私の住んでいるパリのアパルトマンは家具が備え付けなのですが、キッチンからクローゼット、食器にいたるまで全てIKEAで揃えられています。オーナーさん、DIYしたのかしら。

反対に、ルクセンブルクの彼の家は家具が備え付けでないので、日本から船便で運んできた家具を置いているのですが、足りないものもあるのでこちらのIKEAで揃えています。

 

 

ルクセンブルクIKEAがある場所はArlonという街なのですが、隣国ベルギーの、あと数メートルでルクセンブルクの国境というような場所にあります。

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Rue de Grass 100, 6700 Arlon-Sterpenich Google マップ

 

ルクセンブルク市内からは車で20分程度、高速道路のA6を20kmほど西に行ってベルギーの国境を渡ってすぐのところにあります。

ヨーロッパに住んでいて思うのですが、本当に国境ってあるようでないですよね。特にルクセンブルクのような小さな国にいると、ちょっとした買い物でも隣国のベルギーやドイツ、フランスに出かけますし、それも車でたった20分、30分の距離です。

彼の職場には、フランスやドイツに住んで毎日車でルクセンブルクに通っている人もいるようです。通勤で国境を渡るのか!と、日本人の私は最初びっくりしてしまいましたが、通勤距離としては千葉に住んで東京に通うよりも近いのです。

 

話がそれてしまいましたが、IKEAルクセンブルク、こちらの例にもれず日曜日は休みです。営業時間は下記の通りです。

Lundi 10:00 - 20:00
Mardi 10:00 - 20:00
Mercredi 10:00 - 20:00
Jeudi 10:00 - 20:00
Vendredi 10:00 - 21:00
Samedi 09:00 - 20:00
Dimanche Fermé

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www.ikea.com

 

日曜日が休みなので、家族連れは土曜日に一気に押し寄せます。周りには大きな都市なんてほとんどない田舎町なのに、どこから湧いたかと思うくらいの人がいます。

IKEAルクセンブルクには、子供を預けて買い物を楽しめるプレイエリアSMÅLAND)がありますし、もちろんIKEAレストランもあります。

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レストランの食事内容も日本のIKEAとほぼ一緒!

 

パリの郊外にもIKEAが2か所あるようなので、次はそちらに行ってみたいですね。

 

留学生活はどんな感じ?フランスで大学院に通う私のある一日

海外に留学したい!留学生ってどんな風に過ごしているんだろう、って気になりますか?

今回は、フランスで大学院に通う私のある一日をご紹介したいと思います。

 

9:00 起床

今日はクラスが10時からなので少しゆっくりめに起きます。私の大学院では一番早いクラスは朝8時から。私も火曜日と水曜日には8時からクラスが入っています。

 授業のある大学院の建物は私のアパートから徒歩5分なのですが、今朝のクラスはスポーツクラスなので、歩いて30分くらいのところにあるスポーツセンターに向かいます。

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10:00 スポーツクラス

私が通う大学院はスポーツクラスが充実していて、毎週100を超えるレッスンが開催されています。今期はテニス、ズンバ、サルサ、バレエと4つのクラスを取っています。

単位はどれだけとっても一期の上限は2単位です。コア科目の課題が忙しくなるとスポーツクラスには行けなくなることもありますが、まだ学期が始まったばかりなので毎週欠かさず出席しています。

今日はバレエのクラスです。バレエは子供の頃10年ほどやっていましたが、ずいぶん久しぶりなので体のなまりを感じます。。

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12:00 学食でランチ

11時半に午前中のクラスが終わったので、歩いて学食に向かいます。学食のランチはたった3.25ユーロでボリューム満点なのでよく利用しています。12時半から別の授業があるので急いで食べます。

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12:30 コア科目のクラス

大学院での専攻に関連する授業で、ソーシャルビジネスとマイクロファイナンスについての授業を受けます(ちなみに私の専攻はInternational Developmentです)。

私の大学院の授業は基本的に1コマ2時間なのですが、この科目は毎週ではなく隔週での開催で、一度に2コマ(4時間)やります。さすがに4時間ずっとの授業は疲れます・・。 

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18:00 政策提言プロジェクトの定期ミーティング

17時にコア科目の授業が終わりましたが、まだまだ私の1日は続きます。社会人修士コースのみにあるPolicy Brief(政策提言)という通年プロジェクトで、クライアントのフランス開発庁(AFD:Agence Francaise de Development)を訪問します。

このプロジェクトでは毎週学生のみでグループミーティングをし、毎月1回クライアンントに進捗を報告しています。私たちの政策提言テーマは、アフリカのマリ共和国の開発および安全保障についてです。

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19:30 アートクラス

さすが芸術の都パリ、私の大学院ではアートのクラスも開催されています。芸術の歴史の講義クラスから写真やカリグラフィなどの実技クラスまで様々なクラスがありますが、私はPaintingを受講しています。私は絵を見るのが大好きなのですが、自分で描くとまた違った楽しみがあり、このクラスは週の中でも一番楽しみな時間です。

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21:30 帰宅

これで一日のクラスが全て終了しました。絵画のクラスが開催される教室から家までは歩いて30分、パリの7区は夜でも治安は問題ないのですが、念のため人通りの多いセーヌ川沿いの大通りを歩いて帰ります。エッフェル塔がきれいです。

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22:00 家でゆっくり

帰宅したら軽めの晩御飯を作ります。大学院の課題の勉強が終わったら、ブログを書いたり彼や日本の家族とスカイプをしたり、時々は趣味の刺繍をしながら過ごします。

 

1:00 就寝

明日は授業がないのでゆっくり寝られます。おやすみなさい~。

学生でなくてもOK!パリの学食CROUSに行ってみよう

パリには、学校関係なくだれでも利用できるCROUSという学食があります。

ボリュームたっぷりの食事がたった3.25ユーロで食べられるとあって、ランチの時間には近隣大学の学生で長蛇の列ができる人気のCROUS。

料金は少し高くなりますが、学生でなくても7.5ユーロで同じ食事が出来てしまいます。ちょっとしたランチでも20-30ユーロはする、物価の高いパリ。機会があったらCROUSを利用して、学生気分を味わってみてはいかがでしょう?

 

今日はCROUSでの食事の方法についてお伝えします!

 

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パリにはCROUSのレストランが10か所以上ありますが、どのレストランでも基本的に同じシステムで食事ができます。

下の写真はサンジェルマン・デプレ界隈にあるCROUS Mabillionです。

パリのどこにCROUSがあるかチェックしたい場合は下記のサイトにどうぞ。
Les lieux de restauration du Crous de Paris - Crous de Paris

 

CROUS Mabillionは4階建てになっており、地上階(日本式の1階)は終日オープンしているカフェ、1階(日本式の2階)は教職員が良く使う少し高めのレストラン、2階と3階(日本式の3階・4階)が学生用のレストランになっています。

建物に入るとすぐ左に階段があるので、この階段を使ってレストランに行きます。

 

CROUSでの食事はポイント制のシステムになっています。慣れないと少しややこしいので説明しますね。

基本料金(学生3.25ユーロ、一般人7.5ユーロ)の食事は、6ポイントです。この6ポイント内で、食事を自由に組み合わせて選びます。

例えば、

 メイン4pt + ケーキ 2pt
 メイン4pt + サラダ 1pt + ヨーグルト 1pt
 ベジタリアン用メイン2pt + チーズ1pt + ケーキ2pt + フルーツ1pt

などなど。 

もしポイントをオーバーして7ポイント分を選んだとしても、オーバー分は基本料金に1ポイント0.55ユーロを上乗せして払えばいいだけです。

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 CROUSは、自分でトレーに食事を載せて食事前にお会計するシステムです。

 

 ①レストランに入ったら、まずトレー、カトラリー、お水用のコップを取ります。

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②次に、メインを選びます。

食べたいメインディッシュとサイドディッシュを伝えると、スタッフの方がお皿に盛ってくれます。(メインはお魚、サイドはクスクスとお野菜、というように)

本日のメニューも一応掲示されてはあるのですが、食事の内容を慣れないフランス語で書かれてもよくわからないので、お料理を指差しで大丈夫です。

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 ③メイン以外のお食事を選びます。棚にポイント数が書かれていますので、それを見ながら選びます。下の写真では、手前のデザートが2ポイント、奥のサラダ等が1ポイントですね。

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 様々な文化圏から学生がやって来るパリ、ベジタリアン用の食事も用意されています。

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 ④無料のパンを取り、最後にお会計します。

お会計は現金・クレジットカード・チャージ式の学食カードが使えますが、時々お釣りがないとかで現金を拒否されることがありますが、3ユーロ程度の少額でもちゃんとクレジットカードが使えるので安心です。

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今日の私のランチです。

これだけボリューミーなお食事がたった3.25ユーロなんて有難すぎます。味もそこそこ美味しいです。

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いただきまーす!

 

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週末旅行:カスカイス(ポルトガル)

ポルトガルの週末旅行2日目、今日はリスボン近郊のカスカイスに来ました。

 

カスカイスはリスボンカイスドソドレ駅から、ポルトガル国鉄を利用して40分のところにあるビーチリゾートです。カイスドソドレ駅からは電車が20分ごとに発車しており、運賃も往復4.5ユーロと格安!ポルトガルの公共交通機関って安いから助かりますね。

カスカイスはベレンの玄関口であり、ユーラシア大陸最西端のロカ岬や世界遺産にも登録されているシントラまでのアクセスも良好です。ロカ岬やシントラは前回訪問したので、今回はカスカイスだけ。

 

カイスドソドレ駅から電車に乗ります。リスボンって壁や電車に落書きが多い・・!普段はあまり気にならないのですが、この落書きが窓まではみ出ており、中から景色が見えにくい!この電車は海岸線を走っていくので景色がよいことで有名なのですが、窓に大きく落書きをするなんて全く迷惑です(涙)

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リスボンを出て5分くらいで、この有名なモニュメントの横を通りました。写真ではちょっと見ずらいですが、これ、大航海時代を記念した発見のモニュメントです。日本人にも有名なヴァスコ・ダ・ガマフランシスコ・ザビエルも彫られているんですよ。

 

カスカイスにつきました!駅を出て2,3分歩くともうビーチです。カスカイスにはビーチがいくつかあるのですが、下の写真が駅から一番近いPraia de Rainhaです。

 

昨日とは打って変わって曇りがちな天気ですが、風が暖かくて気持ちがいい!ここは夏でも水が冷たいらしいので、2月の今はさすがに海に入っている人なんていないだろうと思ったら、、、いた!遠泳をしているグループ5人、サーファーを1人見かけました。

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ポルトガルで一番おいしいという評判のアイスクリームショップに行ってみました。確かにものすごくおいしい!!これはお勧めできます。

Gelados Santini

 

スモールサイズは2スクープで2.99ユーロ、ミディアムサイズは3スクープで3.99ユーロです。私のは写真の右側、ココナッツとフォレストフルーツです。う~ん、美味!!!連れはヘーゼルナッツ、ピスタチオ、ピーナッツを選んでいました。どれだけナッツ好きなの(笑)

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アイスクリームを食べながら街の散策に出かけます。なにやら騒がしいなと思ったら、マラソン大会をしていました。海岸線を横に見ながらマラソンなんて、最高ですね!

 

途中にあった灯台とヴィラ。曇っているのに海の色が何とも言えない深みのあるブルーでした。

 

街の中心から歩くこと20分、カスカイスのメイン観光スポットである地獄の口に到着しました。大西洋は波が高く、岩が削り取られています。

 

のんびり歩きながらまた街の方にもどります。道がきれいに整備されていて、サイクリングをしたら気持ちよさそう。

 

途中、小型のヨットが沢山停泊している場所を通り過ぎます。

 

連れの帰りの飛行機があるので、カスカイスには2時間半しか滞在できませんでした。リゾートホテルも多いので、次回は絶対に1泊したい場所です。

 

私の帰りの飛行機は3時間遅いので、連れとリスボン市内で別れてポルトガル国立古美術館に向かいます。カイスドソドレ駅の一つ手前のサントス駅が最寄りです。ポルトガル最大規模の美術館で大航海時代の展示品を多数保有していると聞き、ぜひ行ってみたいと思っていました。

 

日本とポルトガルの長い歴史を示すものが多数展示されていました。特に、安土桃山時代南蛮貿易の様子を描いた南蛮屏風は必見です。

 

川沿いの遊歩道を歩いてリスボン市内のカイスドソドレ駅まで戻ります。カイスドソドレ駅から空港までは、Alameda駅で乗り換えて合計30分程度でつきます。

 

お昼を食べ損ねたので、リスボン空港のラウンジでかなり遅いランチです。プライオリティパスにはいつもお世話になっています。

 

帰りはVuelingでオルリー空港利用。パリの自宅についたら真夜中でした。

 

今回のカスカイス滞在はかなりあわただしかったので、次回はゆっくり過ごしたい!

 

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