フランス大学院留学日記 byそらとぶ うさぎ

フランス大学院(パリ政治学院)に留学中。大学院応募、留学生活、パリの日常、ヨーロッパ旅行、国際結婚などについて発信します。

学生でなくてもOK!パリの学食CROUSに行ってみよう

パリには、学校関係なくだれでも利用できるCROUSという学食があります。

ボリュームたっぷりの食事がたった3.25ユーロで食べられるとあって、ランチの時間には近隣大学の学生で長蛇の列ができる人気のCROUS。

料金は少し高くなりますが、学生でなくても7.5ユーロで同じ食事が出来てしまいます。ちょっとしたランチでも20-30ユーロはする、物価の高いパリ。機会があったらCROUSを利用して、学生気分を味わってみてはいかがでしょう?

 

今日はCROUSでの食事の方法についてお伝えします!

 

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パリにはCROUSのレストランが10か所以上ありますが、どのレストランでも基本的に同じシステムで食事ができます。

下の写真はサンジェルマン・デプレ界隈にあるCROUS Mabillionです。

パリのどこにCROUSがあるかチェックしたい場合は下記のサイトにどうぞ。
Les lieux de restauration du Crous de Paris - Crous de Paris

 

CROUS Mabillionは4階建てになっており、地上階(日本式の1階)は終日オープンしているカフェ、1階(日本式の2階)は教職員が良く使う少し高めのレストラン、2階と3階(日本式の3階・4階)が学生用のレストランになっています。

建物に入るとすぐ左に階段があるので、この階段を使ってレストランに行きます。

 

CROUSでの食事はポイント制のシステムになっています。慣れないと少しややこしいので説明しますね。

基本料金(学生3.25ユーロ、一般人7.5ユーロ)の食事は、6ポイントです。この6ポイント内で、食事を自由に組み合わせて選びます。

例えば、

 メイン4pt + ケーキ 2pt
 メイン4pt + サラダ 1pt + ヨーグルト 1pt
 ベジタリアン用メイン2pt + チーズ1pt + ケーキ2pt + フルーツ1pt

などなど。 

もしポイントをオーバーして7ポイント分を選んだとしても、オーバー分は基本料金に1ポイント0.55ユーロを上乗せして払えばいいだけです。

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 CROUSは、自分でトレーに食事を載せて食事前にお会計するシステムです。

 

 ①レストランに入ったら、まずトレー、カトラリー、お水用のコップを取ります。

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②次に、メインを選びます。

食べたいメインディッシュとサイドディッシュを伝えると、スタッフの方がお皿に盛ってくれます。(メインはお魚、サイドはクスクスとお野菜、というように)

本日のメニューも一応掲示されてはあるのですが、食事の内容を慣れないフランス語で書かれてもよくわからないので、お料理を指差しで大丈夫です。

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 ③メイン以外のお食事を選びます。棚にポイント数が書かれていますので、それを見ながら選びます。下の写真では、手前のデザートが2ポイント、奥のサラダ等が1ポイントですね。

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 様々な文化圏から学生がやって来るパリ、ベジタリアン用の食事も用意されています。

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 ④無料のパンを取り、最後にお会計します。

お会計は現金・クレジットカード・チャージ式の学食カードが使えますが、時々お釣りがないとかで現金を拒否されることがありますが、3ユーロ程度の少額でもちゃんとクレジットカードが使えるので安心です。

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今日の私のランチです。

これだけボリューミーなお食事がたった3.25ユーロなんて有難すぎます。味もそこそこ美味しいです。

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いただきまーす!

 

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