フランス大学院留学日記 byそらとぶ うさぎ

フランス大学院(パリ政治学院)に留学中。大学院応募、留学生活、パリの日常、ヨーロッパ旅行、国際結婚などについて発信します。

フランス大学院留学に必要な手続き(渡航前編)

今日は、フランス大学院留学をするにあたって日本にいる段階でどのような手続きをしたかご紹介したいと思います。

 

留学のための必須の手続きは大きく分けて、

①Campus Franceの登録

②Campus Franceの面接

③学生ビザの取得

の3つになります。
 

※なお、私は奨学金なし・高等教育機関・受け入れ許可が下りているケースです。上記に当たらない場合はまた別の手続きになるようですのでご注意ください。

①Campus Franceの登録

フランスに留学を希望する学生は、全員Campus Franceというサイトにオンライン登録の上、面接を受けなければいけません。

Campus Franceの手続きガイドに従って個人情報、留学先、志望校等を記入した上で、面接料金(2万円)を振り込み、振込確認ができたら登録完了です。

<いつ?>
留学先から受け入れ許可が出たらすぐに登録可能です。
私は渡航の2か月前(2017年6月2日)に行いました。

 (参考)Campus France手続きガイド
2. 高等教育機関(学部2年目以上)または語学留学や専門学校等への受入れが決まっている場合 > Japon

②Campus Franceの面接

留学計画を確認するために行われる対面面接で、ビザ取得には必須のプロセスです。

面接と言っても、すでに高等教育機関からオファーがある場合は、この面接で落ちることはないとのことです。どちらかというと無計画・無目的な語学留学防止目的かな、と。

面接は南麻布にあるフランス大使館で実施されます。

私の時は日本人女性とかなり若いフランス人男性(インターン?)による面接で、日本語8割、英語2割程度でした(大学院のコースが英語なので仏語面接はなし)。オンライン登録時に書いたようなことしか聞かれないので、特に準備は必要なしです。

こんなプロセスに2万円も払うのかという気持ちになりますが、仕方ないですね。。。

<いつ?>
Campus Franceの登録が終わったらすぐに面接予約が可能です。渡航直前の時期(8月)などはスロットが数週間後までいっぱいのようです。私は渡航の5週間前(2017年6月21日)に行いました。

③学生ビザの取得

Campus Franceの面接が終わると、ようやく学生ビザの申請が可能になります。

面接終了直後にでも申請可能なのですが、私はこの時点ではフランスでの住所が確定していなかったため、後日申請を行いました。

申請に必要な書類・情報で特筆すべきものは、
- 留学先からの受け入れ証明書(Campus France登録時にも必要になります)
- 経済証明書(私はメインバンクから英文の残高証明書を発行してもらいました)
- OFII申請フォーム(渡仏後に移民局に提出するので絶対に無くさないこと)
- 滞在先の住所(ビザ申請書に記入します。最悪ホテルの住所でもいいようです)

Campus Franceに加え、ここでも申請料(50ユーロ相当の日本円)が必要になります。

<いつ?>
遅くても渡航の3週間前までに申請すると安心です。私は約1か月前(2017年7月4日)に申請し、2週間後(7月18日)に受け取りました。

なお、ビザ受け取り可能になったかどうかはインターネットで確認可能です。申請時に受領した申請証明書にネットでの確認方法が記載されています。

申請証明書ですが、ビザ受け取り時にも必要になります。私は持参し忘れ、家に取りに帰りました。。。(家が大使館の近所だからよかったものの、遠方だったら大変でした)

(参考)フランス大使館ウェブサイト
学生ビザ・3カ月以上・申請方法 - La France au Japon


④その他

滞在先の契約
渡仏後に内覧して契約する方がほとんどかと思いますが、パリは部屋の需要に比べて供給量が圧倒的に少なく、渡仏後では良い条件の部屋が空いていないと聞いたので、内覧せずに日本から契約をしてしまいました。

私はどうしても学校から徒歩圏内の場所に住みたかったので契約を急ぎましたが、結果的に部屋も場所柄も全く問題なく、当たり物件で良かったです。(契約前にはGoogle mapで近所の様子をかなり確認しました。。笑)

戸籍謄本の取得
渡仏後にCAF(住宅手当)の申請を予定されている方も多いと思いますが、申請にあたってBirth Certificateが必要になり、これは戸籍謄本をもとに作りますので、出国前に戸籍謄本を取っておくと良いです。(有効期限が大抵3か月なので、あまり早めでなく出国直前がよいかと)

免許証の更新
私は留学中に免許の更新日が来るので、出国前に更新を済ませました。通常だと、郵送されてくる更新連絡はがきを持って手続きに行くと思いますが、更新日に日本にいないことを告げ、証明となるもの(私はビザが貼られたパスポートを持参しました)を見せると、更新連絡はがきがなくても更新可能です。
 

国際免許証の取得
免許証の更新と同時に免許更新センターで行いました。申請用の写真とパスポートを持っていったら30分ほどですぐ作れました。手数料は2,400円です。

健康保険に加入
私はクレジットカード付帯の健康保険で済ませましたので特に加入はしませんでした。ただ、ほとんどのカードは出国後3か月以内のみ保証というところが多いと思うので、民間の保険に加入するのが安全かもしれません。(私は3か月に1度は帰国しているので問題ありませんでしたが)

 

渡航後に必要になる手続きに関しては、こちらの記事も参考にしてください。

 

flyingbunny.hatenadiary.jp

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