フランス大学院留学に必要な手続き(現地編 - 出生証明書の取得)
こんにちは。フランス大学院留学に必要な手続き、今日は出生証明書(Birth Certificate/Extrait d'Acte de Naissance)の取得について書きます。
この出生証明書、欧州にいるとよく耳にする書類で、CAF申請、銀行開設、滞在許可、場合によっては学校入学にも必要になってきます。
ですが、日本にはこの出生証明書そのものにあたる書類は存在しません。
どうするかというと。。
在フランス日本大使館で作ってもらうのです。
出生証明書に書かれる情報は全て戸籍謄本に載っている情報ですので、日本から持ってきた戸籍謄本をベースに日本大使館が出生証明書を発行してくれます。
出生証明書を取得する流れですが、
①日本大使館に書類一式を提出
②後日、日本大使館で受領
です。
①日本大使館に書類一式を提出
書類の提出方法ですが、3つあります。
- パリにある日本大使館に出向いて提出
- 領事館(マルセイユ、ストラスブール、リヨン)に出向いて提出
- 郵送で提出
私はパリ在住ですので、8区にある日本大使館に出向きました。
最寄駅はM2のCOURCELLES駅もしくはM1,2,6のCHARLES DE GAULLE ETOIL駅、シャンゼリゼ大通りから脇道に入って5分程度のところにあります。
在フランス日本大使館
7 AVENUE HOCHE 75008 PARIS
住所・閉館時間|在フランス日本国大使館
特に予約等は必要ないので、時間内に行って申請書に記入をし、提出をして終わりです。30分もかからないと思います。
必要書類は、下記の通りです。
1. 申請書(窓口もしくは大使館ページからダウンロード可)
2. 最近6か月以内に発行された戸籍謄本(または戸籍抄本)
3. パスポート
4. フランス滞在許可証(パスポート該当ページ)
注意が必要なのは、出生証明書を発行してもらうには、フランスの在留届を出していることが必要です。提出済みかどうか窓口の係がシステムで確認をしていました。
在留届はオンラインで申請できるので、渡仏したらパパっと出しておきましょう。
ORRnet - インターネットによる在留届電子届出システム
書類を提出したら、引換証をもらって終了です。
②後日、日本大使館で受領
書類を提出した際に、出生証明書が出来上がる日にち(大抵、2営業日後)が指定されるので、その日以降に再訪問をします。
引換証提出し、受付で出生証明書をもらいます。
料金は受領の際に払います。2018年1月現在は一通10ユーロです。
領事手続き手数料|在フランス日本国大使館
この出生証明書は日本大使館がフランス語で発行した公式な書類なので、更に法廷翻訳家に翻訳を頼む必要もなく、そのまま使用可能です。
その他の手続きに関してはこちらの記事も参考にしてください。