フランス大学院留学日記 byそらとぶ うさぎ

フランス大学院(パリ政治学院)に留学中。大学院応募、留学生活、パリの日常、ヨーロッパ旅行、国際結婚などについて発信します。

量り売り?フランスのスーパーで野菜を買う方法

パリに来て初めてスーパーに行ったとき、一番うろたえたのが野菜の買い方でした。日本のようにパック分けされておらず、ずらーっと野菜・果物が山積みになっているのです。

こんな感じで。

Image result for marche legume

 

いかにも外国に来たーという感じで見てる分にはおしゃれなのですが、買うとなるとちょっと戸惑ってしまいます。

 

これは、量り売りです。自分の好きな分量だけ買うことができます。一人暮らしの場合、大量の野菜を買っても使い切れず腐らせてしまうだけなので便利ですよね。

日本でもキュウリなどばら売りしていますが、大抵1本の値段が決まっており、好きな本数を袋に入れてレジに持っていくと、レジの方が「キュウリが2本~」など言いながらお会計してくれます。

 

フランスでは、個数ではなく大抵重量で値段が決まっており(2.99ユーロ/kgなど)、また重さを量るのも大抵自分でやらなければいけないことです(大きなスーパーなどでは、はかりの前にスタッフが立っていてやってくれることもありますが、いない場合は自分でやらなければいけません)

 

ここでは、野菜の買い方をご説明します。

<STEP1>
まず、野菜売り場に行ったら袋(ビニール袋のこともあれば紙袋のことも)を取って、野菜・果物を好きな分量入れます。※ここではトマトを買ってみます。

 

<STEP2>
次に、野菜売り場に設置されているはかりで重さを量り、出てきたシールを袋に貼り付けます。ここが一番戸惑うポイントです。

 

野菜売り場にはこんな感じのはかりが置いてあります。

f:id:flyingbunny:20180202233413p:plain

 

このはかりの上に野菜を置いたら、こんな画面が出ます。これは野菜か果物かを選ぶ画面です。トマトは野菜なので、LEGUMES(野菜)をタッチします。

f:id:flyingbunny:20180202233702p:plain

 

次に聞かれるのがトマトかそれ以外(AUTRES LEGUMES) か。買いたいのはトマトですので、TOMATESをタッチします。

f:id:flyingbunny:20180202233817p:plain

 

画面はまだ続きます。トマトの中でどの種類か。トマトと言ってもこんなに種類があるんですね・・・。よくわからない場合は、写真を見て一番似ているものを選択します。私は枝付きトマトを買ったので、TOMATE GRAPPEをタッチします。

f:id:flyingbunny:20180202234020p:plain

 

そうすると、上部に買った重さと値段が出ます。1kgあたりの値段も出ますので、自分が買ったはずの野菜と同額かをチェックしましょう。私が選んだトマトの値段は確かに3.99ユーロ/kgでしたので、OKです。

f:id:flyingbunny:20180202234424p:plain

 

すぐにはかりの下からシールが出ますので、それをレジの方がスキャンしやすいように袋に貼って完了です。今回は大きめのトマトを2つ買って1.26ユーロでした。日本より安いかしら?

f:id:flyingbunny:20180202234809p:plain

 

<STEP3>
レジに持って行ってお会計
をしてもらいます。

日本と違うのは、カゴから出すのも袋詰めするのも全部自分でやらなければいけないこと。袋も無料ではくれないし、クレジットカードも自分で機械に通さなければいけないし。レジの人は椅子に座って商品を右から左に流しているだけです。

つくづく、日本のレジ係の方ってすごいなーと思います。お客さんはぼーっとしてればいいだけですもんね。

 

これでお買い物完了。今回はこれだけ買って16ユーロでした!